個々の生活歴を活かした「アクティビティ・ケア」で要介護者の笑顔と意欲を引きだす「心の管理栄養士」養成セミナーです。
中級では「アクティビティ・ケア」を現場で実践する講師からスキルを直接学び、「心の管理栄養士」として高齢者福祉施設や在宅でのアクティビティ・ケアを企画・実施できるリーダー的な存在を目指します。
普通の生活をとりもどすための支援
桂 裕二さん(北海道)鶴の園クリニック 作業療法士 作業療法士としてアクティビティ・トイに興味を持ったのがきっかけでインストラクターとディレクターを続けて受講しました。アクティビティ・ケアを学び実践している異分野の専門職との交流もでき、楽しい講座でした。 現場では「心が動けば身体が動く」をモットーに、ご利用者さんのやりたいことやしてきたことをきかっけにリハビリプログラムを作り、生活行為の向上につながっています。 |
地域と施設をつなぐコーディネートを実現
木﨑 美江さん(東京都)特別養護老人ホーム さくら苑 看護師 介護支援専門員の仕事をしていましたが、医療との違いに戸惑う日々。「福祉を深く理解したい」そんな思いが強くなっていた時期に講座の記事を見つけたのがきっかけで受講しました。ケアマネの業務の他、施設と地域とのコーディネート役をするようになり、活動の幅が広がりました。多くのボランティアの方に施設に来ていただく仕組みを作ったことでアクティビティが充実、職員のやる気にも繋がりました。 |
アロマの専門職として利用者に寄り添う
小平 有紀さん(東京都)ナチュラルセラピーインテグレート代表 アロマセラピスト デイサービスでのアロマケアサービスを実践している中で、さらに福祉の現場や利用者様への理解を深めたいと思って受講しました。福祉文化論やケアデザインといった専門性の高い講義や、即現場で生かせる実践的な講義など様々な学びは、アロマセラピーをより解りやすく正しく伝え、実践するための職種間の連携や、利用者一人ひとりに寄り添うケア、地域での介護予防教室でも役立っています。 |
「笑顔」でその人らしい暮らしを支える
齊藤 まみさん(新潟県)マミー・ケアサービス 代表 訪問介護やボランティア活動をしている中で、何かが不足していると感じ、基本的なスキルを学び、活動の幅を広げたいと思い受講しました。講座を通して多くの仲間と出逢い、資格取得後に新潟支部の皆さんとともに活動をしていますし、活動を受け入れてくださる施設側へのアプローチもしやすくなりました。また、ご参加いただいた方から、今までよりも多くの共感をいただいていると実感しています。 |
初級講座「アクティビティ インストラクター」を取得した後、さらに理解を深め、実践力を身につけたい人のための上位講座です。
高齢者介護や障がい者福祉の現場で活躍する講師から4日間にわたって直接学ぶとともに、それぞれのフィールドでの課題実践も交えて実践力・計画力を身につけます。またグループディスカッションを通じて多職種の受講生との情報交換もできます。
修了すると「アクティビティ ディレクター認定証」が発行されます。
アクティビティ・ケア実現のために
桂 裕二(社会福祉法人 扶躬会 鶴の園クリニック 作業療法士)
実践例を通して、アクティビティ・ケアを実現するための条件や、心と身体を動かすために必要な要素など、心の栄養補給「アクティビティ・ケア」の心得を学びます。
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高齢者・障がい者と楽しむアートコーディネート実践
山口裕美子(障害者支援施設 東京都八王子福祉園 非常勤講師)
高齢者の障がい者の心が自然に動き、生きる力につながるアートコーディネートを体験します。活動することの意味や、自己肯定感を高める声掛けなども学びましょう。 |
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認知症の方へのアクティビティ・ケア
高橋克佳(社会福祉法人 河内厚生会 介護老人保健施設 もえぎ野 看護師)
認知症の原因と症状について基礎から再確認します。事例を通して認知症への理解を深めるとともに、認知症ケアの最新事情を学びアクティビティ・ケアにつなげましょう。
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動きを引き出す環境作りとリスクマネジメント
新田淳子(株式会社 福祉規格総合研究所 作業療法士)
リハビリやアクティビティを、安全に行うための環境作りや、自主性の引き出し方、生涯発達の視点を学ぶとともに、グループワークや実技で体験します。
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アクティビティ・トイのリハビリ活用術
磯 忍(高齢者アクティビティ開発センター 主任研究員)
高齢者の介護予防や心身の活性化にもつながるアクティビティ・トイを使い、活動を提供する際のポイントや、身体や心への効果を学びます。
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高齢者ケアデザインの理論と実践
綿 祐二(日本福祉大学 教授/社会福祉法人 睦月会 理事長)
生活の質の向上や、心地よい介護テクニックとはどういうことか、具体的事例に基づいたケーススタディーを通して学ぶとともに、要介護者本位のケアとは何か考えます。グループディスカッションを通してケアデザインの発想法や、高齢者の人生のデザイン力を養いましょう。
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アクティビティ・ケアの行動計画
高橋芳雄((医)川瀬神経内科クリニック 介護科 科長/介護福祉士/認知症予防専門士)
早期認知症のリハビリとしてアクティビティを行っている通所リハビリテーションの実践から、スタッフの特技を活かしたプログラムの組み立て方や、独自の評価スケールに基づいた効果測定法、具体的なアクティビティ・ケアの実践スキルについて学びます。
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美容福祉とアクティビティ・ケア
佐野美恵子(美容福祉師/山野美容芸術短期大学 非常勤講師)
高齢者の美容を専門に活動する講師から、お年寄りにもなじみの香りが特徴の国産アロマオイルを使ったハンドケアなど、現場で導入しやすい「美容ケア」を学びます。実践を通して、高齢者が心地よく生活する環境づくりや、利用者とのコミュニケーション術を養いましょう。
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アクティビティ・ケアの福祉文化論
多田千尋(高齢者アクティビティ開発センター 代表)
講座のまとめとして、先輩アクティビティ ディレクターがどのような活動をしているかや、地域やボランティアとのつながりのきっかけづくりなど、それぞれの職場に戻ってすぐにアクティビティ・ケアを開始するためのさまざまなアイディアを学びます。
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芸術と遊びらぼ
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